長期修繕計画


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長期修繕計画とは、その名の通り、マンションビルの長期的な修繕計画のことです。

通常は、大規模修繕工事が10〜15年に一度行われるため、少なくとも20年〜25年間の計画は必要となってきます。

この長期修繕計画をもとに今後20〜25年に行わなければならない工事を想定し、その全工事に必要な総費用を算出します。

さらにそれから逆算して各世帯当りが1カ月当りに積みたてなくてはならなない修繕積立金を算出します。

つまり修繕積立金の金額の算出根拠となるとても重要な計画だと言えます。

なお、修繕積立金を意図的に低く設定するため、新築時に20年間の長期修繕計画を作成し、給水管改修工事排水管改修工事等の設備工事やエレベーター改修工事が入っていないケースが見受けられますがこれは、後々多額の修繕積立金を必要となるため、長期修繕計画としては方手落ちで好ましい計画とは言えません。

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